彼と居ると「ムズかゆい!」振る舞われた手料理を食べて確信したその原因とは
ペットを飼うことは、生活や人生が豊かになり楽しいものです。けれど、人間と生活をする以上に気をつけなければいけないことも多いのかもしれません。
新型コロナの感染が流行する前、農家でとれた野菜を加工して販売する会社に勤めていた菊田ゆかりさん(仮名・当時25歳)は、取引先である契約農家の新司さん(仮名・当時27歳)を好きになり、猛アタック。見事、付き合うことになりました。
いい感じで盛り上がる二人
「お互いに自然や無農薬野菜、動物好きだったこともあって会話が増え、距離が縮まっていった感じです。なので、公園デートも毎回いい感じで盛り上がりました。でも、彼とのデートでは、いつも鼻がムズムズ。それだけが気にかかることでした」
幼少期からニオイには鈍感だったものの、アレルギー性鼻炎と言われたこともなかったため、「どうしてだろう?」と疑問に思っていたのだとか。普段はあまりしないクシャミも、デート中になると連発。鼻水をすするなど、あまり見せたくない姿を晒すことになります。
彼の手料理で楽しいデートのはずが
「新司さんは、そんな私の姿を見てもとくに気にする様子もなく普通に接してくれました。でも私のほうは、とにかくどうにかしなければと悩んでいたんです。新司さんは、そんな私にやさしく寄り添ってくれました。本当に嬉しかったです」
新司さんはいつも穏やかで、常に菊田さんのことを気にかけてくれました。ある日の公園デートの前日にも、「いつも作ってもらってばかりだから」と、今回は新司さんが弁当を作ることを提案。公園デート当日には、手料理を詰めた弁当を持参したのです。
「いままで付き合った男性は料理が苦手な人ばかりだったので、感動しました。でも、おにぎりをパクリと食べた瞬間、何か口の中で違和感があったんです。でも、口から出すわけにもいかずゴクリと飲み込みました。たまたま、ホコリとか髪の毛が入ってしまったのかな?と」