「すぐやる人」になれたら？

『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』（塚本亮、明日香出版社）

　やらなければならないことを「すぐやる」。これだけで、どんなに物事がスムーズに進むだろうと想像したことはありませんか。今度こそ自分を変えたいと思ったら『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』がおすすめです。

　ダラダラとした時間を過ごしてしまうと「なんて意志が弱いんだ」と自分を責めたくなってしまいますが、本書の著者の塚本亮さんによれば「やれないのは意志のせいではなく、環境の問題」です。なまけたいとき、気乗りしないときでも、環境さえ整えておけば、意志に頼らず実行できるように。まずはやる気のあるうちに本書を読み終えて、「すぐやる人」の仲間入りをしましょう。

もっと「鈍感力」を磨こう

『気にしない練習』（名取芳彦、三笠書房）

「気にしたって仕方がないよ」。そう言われても気になってしまうのが人間というものです。しかし、気にしていても自分をみじめにするだけのこと、自分ではどうしようもないことは、やはりさっさと忘れてしまうにかぎります。

　密蔵院住職の名取芳彦氏が、仏教の教えを交えながら心穏やかに生きるためのコツを伝える本書は、自分と向き合うきっかけを与えてくれます。「大丈夫だよ」とそっと背中を押してくれる本書といっしょに、「気にしない」練習を始めましょう。

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＜TEXT／本の要約サービス　flier（フライヤー）＞