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通勤中にマンホールで滑って骨折…!大雪の東京で28歳女性の悲劇

コラム

救急車が来ない!配車アプリが活躍

タクシー

 康子さんは、会社に欠勤の連絡をし、マンホールからは離れた場所で30分以上、救急車の到着を待ったといいます。

「どんどん、痛みで意識が朦朧としてきて……。歩けないのを心配して、警察も来てくれたのですが『今日は、救急車は全然つかまらないかも』って言われました。そこでタクシーの配車のCMを見たのを思い出し、救急車は断って、急いで配車アプリをダウンロードして、自力でタクシーに乗り込んで病院へ行きました

 意外なところで役立ったと言えるタクシー配車アプリ。病院もけがをした場所からは遠くなかったのが幸いといえます。

「その日は骨折した箇所をいろいろと検査して、数日後に手術入院をすることになりました。病院内のコンビニでお菓子を買って合間に食べましたが、お腹も空いてふらふらでした。帰宅はすっかり夜になってしまっていました」

松葉づえから車いす生活に

 その後、手術入院するまでの数日間が大変でした。

「松葉づえ生活だったのですが、片足で歩くのに慣れずに歩きづらくて、家の中でも転んでいました。そこで、自治体から車いすを借りて生活しました

 転んだだけとはいえ、かなりの重傷となってしまった康子さん。手術も壮絶だったそうで……。

「手術は3時間かかりました。全身麻酔だったので意識はなかったのですが、術後は酸素マスクと点滴をつけていました。まるでドラマみたいですよね……。目が覚めてからは激痛なので、痛みをごまかすために半日ぐらい眠り続けましたね」

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