わざと“急所”を狙われイラッ…キックボクシングのジムで大揉めした男性の嘆き
わざと金的を狙われ、イラッ
Aさんは、田丸さんとスパーリングしていると、わざと金的を狙うなど嫌がらせをしてくるようになったそうです。
「偶然当たってしまうことももちろんあるんですが、ニヤニヤしていたので明らかにわざとでした。めちゃくちゃ頭にきましたね。それでも我慢しなきゃと思っていたんですが、やられっぱなしではメンタルも以前のままから変わらないんじゃないかと思うようになったんです。
ある時、Aとスパーリングしている時に、また金的を狙ってきたので、ニヤけた顔に思いっきりパンチをたたき込んでやったんです。向こうもキレて乱闘になって、コーチに引き離されました」
右のふくらはぎにもの凄い衝撃
そんな険悪な状況が続いていたある日、ジムで練習していた田丸さんはトラブルに見舞われます。
「自分はサンドバックを叩いていて、背後にはAがいてシャドーしをしていました。なんとなく、存在を意識しながら練習していたら、右のふくらはぎにバシンともの凄い衝撃を受けたんです。思わず崩れ落ちるぐらいで、全力のローキックを受けたような衝撃でした。
振り返ったら、Aがこっちを見ていて、ニヤニヤ笑っていました。シャドーしていて、うっかりローキックが入ってしまったとでも言い訳するつもりなんだろうと思いました」
頭に血が上った田丸さんは、思わず我を忘れた状態になってしまいます。
「カッとして掴みかかっていたらコーチに羽交い絞めされて止められました。『なんでいきなり殴りかったんだ?』と、思いっきり怒鳴られて、まるで僕が悪者扱い……。状況を説明したんですが、コーチは『Aはやっていない』の一点張りでした」