デート代120万円をLINEで請求…別れ際に豹変した20代彼氏に失望するまで
人間の本性はピンチの時にこそ出るもの、と言われています。今回は、恋人との別れ際に最悪の失態を見せてしまった男性のエピソードを紹介します。愛する人との別れは辛いものですが、別れ際の対応次第で、せっかくの良い思い出が全て台無しになってしまいます。でも、頭では分かっていても、それができないのが人間というものですよね。
レディファーストが徹底していた彼氏
「私がヤスヨシと別れたのは付き合って2年が経った頃のことでした。本当に最悪な別れでした」。そう言ったのはアオイさん(仮名・25歳)。ヤスヨシさんとは業界のパーティで知り合って付き合いが始まりました。
付き合い始めの頃はレディファースト精神が旺盛で、並んで歩く時は常に車道側を歩いてくれたり、エスカレーターでは上りの時は後ろについてくれて、下る時は前に乗ってくれるなど、常にアオイさんを尊重してくれていたそうです。
「とても優しくて紳士的な人だな、と思いました。ちょっと女性慣れしてる人かも、とは思ったのですが、そういうところも含めて好きでした」
1年が過ぎた頃、彼氏に変化が…
おまけにヤスヨシさんは身長が高くイケメンだったそうで、アオイさんにとって自慢の彼氏だったそうです。しかし、1年が過ぎたあたりからどうも自己中心的で利己的な性格が表に出てきました。
「なんとなくですが、尊大な感じと言うか……自分の決めた通りに事が進まないと、あからさまに不機嫌になったりするようになったんです」
アオイさんもその頃には結婚も考え始めていて、何度も改善するように話し合いの場を持って彼と向き合おうとしたそうですが、あまり効果はなかったようです。また、お互い社会人で、さらに忙しい業界で働いていたので、会う時間もあまり取れなくなっていました。そういう事もあって、段々とヤスヨシさんへの気持ちが醒めていきました。
「それでも、お互い社会人で、さらに忙しく、情も湧いていたので、気が付いたら付き合ってから2年が経っていました」
諸々の嫌なところが耐えきれず、アオイさんのほうから別れを切り出しました。