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まるでカリスマ山根明前会長…“不動産天上人”の信じられない振る舞いとは?

ビジネス

 あくのふどうさん@yellowsheep)氏は、都内の高級ホテル最上階にあるレストランで地獄のような光景を目の当たりにしたといいます。

「その日は、懇意にしている不動産ティラノザウルスから『おい、あくの。合コンやるぞ』と、パークハイアットのニューヨークグリルにご招待賜りました」

ホテルの最上階で吠える不動産ティラノザウルス

 さすがラグジュアリーホテルのダイニングなだけあって、フロアではバカンス中と思われる品のある白人ファミリーや、身なりから歴史ある大企業に勤めていそうなエリートサラリーマンと、その彼女であろう女子アナのような清楚な美女が食事を楽しんでいます

 そんななか明らかに禍々しいオーラを放つ一角が。

「1ミリも酒を飲んでないにも関わらず、ゴミのような下ネタをホステスたちに投げつけてるティラノザウルスのごとき老巨人と、自分に麻酔をかけるため、浴びるように酒を飲んでいる取り巻きの下請けの人たちが座ってました」

 あくのさん到着後、ますますヒートアップするティラノザウルス。「俺の不動産論」とホステスへの下ネタを交互に叫び続けたといいます。

ティラノ、フランス王妃を召喚する

ティラノサウルス

 ひとしきり叫んだところで、ティラノザウルスの頭脳が閃きます。

「おい、あくの。今から俺の女呼んでいいか

「あ、はい。もちろん……」

 当然のように二つ返事で承諾するあくのさん。

 しばらくすると、滅亡したフランス王家最後の妃のような出で立ちのホステスが、ニューヨークグリルの間接照明で胸元を煌めかしながらやって来ました。

「いやぁ、お美しい。どこの王妃かと思いました。輝きで失明しそうです」

「あらw。お気をつけて。サングラスなさる?」

 あくのさんの社交辞令に対して、庶民は装着しない面積のディオールの変態サングラスを差し出す仕草で応じる王妃。

「ふふふふ」

 その様子を、目を細めつつニンマリとした笑みで眺めるティラノ氏。地獄の宴は第二章の幕が開きました。

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