プロフと全く異なる女性が…26歳男性が今でも悔やむ「アプリでの出会い」
日常生活において「あんなことしなければよかった」と後悔することは多々ありますが、往々にしてどうにもならないもの。
いつまでもクヨクヨしていても何も始まらないので、失敗を糧に次のステップに進むのが良いですが、こと男女関係においてはなかなかそうもいかないようで……。ビルの設備管理の仕事をしている山本新太さん(仮名・26歳)は、当の出来事から数か月たったのにもかかわらず、いまだに立ち直れず「人生でもトップ3に入るぐらいに後悔している出来事です」と嘆くばかり。
同期の言葉でマッチングアプリを始める
女性に対して奥手だという山本さんがマッチングアプリを使うようになったのは、会社の同期との会話がきっかけです。
「マッチングアプリを使いこなしている同期に、『マッチングアプリなんてソシャゲと一緒だって。人間相手だと思うなよ。コンピューターが相手してるんだと思ってやってみろよ』って言われたんです」
その言葉がこれまで躊躇していた背中をグイっと押してくれたと言います。
「どうも女性を前にすると意識しすぎてしまって、うまく話せなくなってしまうんです。恋愛経験は大学時代に向こうから告白されて付き合った女性がひとりいるだけでした。彼女が欲しいと思うようになっていたので、同期の言葉通りにやってみることにしたんです」
うまくいかないなか、一筋の光明が
しかし、同期が言うほど、ことは簡単には運ばなかったそうです。
「チャットが続かなかったり、無視されたまま連絡が取れなくなったりして、やっぱり傷つくこともありました。それでも続けるうちに、うまくいかなくてもさほど気にはならなくなったんです。ただ、自分はルックスが良いわけではないですし、恋愛のテクニック的なものも全然うまくないので、会えるところまで行ける例はほとんどありませんでした」
そんななか、山本さんはひとりの女性と出会うことになります。
「自分はお笑いが好きで、ライブにもよく行っていました。チャットでやりとりしたところ、その女性もお笑いが好きらしく、自分が好きな大宮にある劇場にもよく行っているそうでした。それまでは好きな芸人を聞かれた時は有名どころを出していたんですが、まだ売れていないコンビの話が通じた時は嬉しかったです。しかも、女優の松岡茉優さんを思わせる好みのルックスだったんです」