サラリーマン投資家が1億800万円物件を…敏腕投資家らの「ベストバイ首都圏不動産」
ポータルサイトを巡回して割安物件を見つける
関田:束田さんはもともと都内ではなく、郊外を狙うスタイルですよね。2021年のベストバイは?
束田:私は千葉県を中心に区分マンションを4室買いました。そのなかで地元の市川市で購入した480万円で売り出していた区分マンションがベストバイですね。しかも、価格交渉で400万円まで値下げできました。
高島:本来、今の住居系はレッドオーシャン。多くの投資家が割安な物件がないかと目を光らせてますね。私の物件も運良くポータルサイトで見つけました。
束田:私もポータルサイトは朝と夜の2回巡回するのを日課にして、毎日物件を探してます。投資エリアの物件相場はだいたい頭に入っているので市川市で480万円物件を見つけたとき、「普通なら700万円はする物件。これは過去10年で最安値だ」と、すぐに問い合わせしました。
関田:やはり土地勘があると強い。
安くなっている理由が飲めるなら「買い」
束田:ほかの投資家からも問い合わせが殺到していたみたいで早押しゲームに勝てた感じです。安かった理由は任意売却ということで現金化を急いでいたためでした。
関田:相場は高騰してますが、借地、相続、任売、何かしらの要因で割安物件が出てくるので、そういう物件を押さえていきたい。
高島:安くなっている理由が飲めるなら、それは「買い」です。私は競合を避けるべく、最近は区分店舗にも注目してます。
束田:ちなみに任売にかかるくらいなので、前所有者の生活は相当荒んでいたようです。部屋が汚い。市川市の400万円で購入した物件にはリフォーム費用に300万円をかける予定です。
高島:しっかりかけますね。お家賃のほうは?