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安月給でも資産1500万円。28歳医療事務職がコロナ下の転職で見つけたもの

コラム

安月給でも生活できる程度ならOK

医療事務

 そのため、給料の多くを貯金し、さらに一部は株などの購入資金に充てていたそうです。ちなみに資産運用でも着実に儲けを出しており、貯金と合わせたトータルの資産は約1500万円。28歳という年齢を考えれば、十分すぎる額です。

「だから、とりあえず今の生活がキープできる程度の収入ならいいやと思って。相手がいないのもありますが結婚にも興味ないですし、自分ひとりならやっていけるでしょうから。今の職場はお局さんみたいな方が何人もいて、人間関係で多少面倒な部分はあっても残業は1か月合わせても10時間未満。ストレスだってそこまでないし、前の職場と比べたら天国みたいですよ」

 こんな風に言えるのも十分な蓄えがあるからこそ。残業のない職場環境だけでなく、そこも彼にとって心のゆとりにつながっているようです。

<TEXT/トシタカマサ イラスト/磋藤にゅすけ>

-[コロナ禍の困った転職]-

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中

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