「始業の10分」で何から片付けるべきか?最短で成果をあげる5つの方法
仕事の最初の10分は、「これ」しかやらない
仕事に勢いをつけるには、実は「順番」が大事。しかも、仕事開始の10分間で何をやるかで、その日一日の生産性が変わってしまいます。30代からはやりやすい仕事ではなく、無駄をなくし、スムーズに物事を進める視点で着手する優先順を考えましょう。
仕事の効率は「スタートの10分で何をやるか」で決まると言っても過言ではありません。最初の10分がスムーズに進めば、気分が乗り、リズムが出てきてラクに速く仕事が進んでいくからです。大きな石ほど摩擦係数が高く動かしにくいものですが、少しでも動き出せばむしろ一気に転がっていくのと同じです。
① 相手がある仕事から進めると生産性があがる
では、最初の10分で何をやればいいかというと、「相手がいる仕事」から着手するのがコツになります。最初の10分でやるべき2つのことを紹介します。
具体的には、見積もり、資料、書類提出など提出が求められている事務作業、上司への報連相や決裁のお願いなどの依頼事項、またリーダーであれば、メンバーからの相談や決裁などの業務といったものです。
なぜかと言えば、これらの仕事はあなたが動かない限り、作業が進まないからです。10分で終わるような仕事も、あなたが半日放置し、それをまた担当者が半日放置すれば、1日がかりになってしまいます。
しかも、こうした仕事を放置して締め切りが近くなると、矢のような催促が来ます。こうした割り込みが入ると集中力が大きくそがれ、仕事のペースも乱れ、効率もがくんと落ちます。だからこそ、最初の10分で「相手のいる仕事」を一気に片付けて、途中で邪魔が入る懸念を一気に排除してしまうわけです。そして、あとはじっくりと自分一人でできる仕事に集中するのです。
これはもちろん、仕事相手にとっても大歓迎です。あなたの評判も高まっていくことでしょう。