“地味”な中央大商学部がSNSでバズった理由「お前の親父、TikTokで見たぞ」大学・学生に聞いた
認知されること自体が大きな成果
また、今回の公式アカウントの取り組みはそのスピード感も特徴的。率先して新しい取り組みに挑戦する風土が中大商学部にはあるようです。
「他学部に比べて商学部の執行部は年齢的に若く、その影響は大きいと思います。特に僕や斎藤先生は新しいもの好きで、ダメだったらやめればいいという考えなので」(渡辺学部長)
出演者や投稿スケジュール調整など実務面で公式アカウントの運営に尽力する商学部事務室の鈴木さんは「TikTok内のおすすめフィードからの流入が多く、他のSNSより本学部に偶然興味を持っていただきやすい」と、TikTokの魅力を語ってくれました。
「結果的に本学部の志願者数増につながれば理想ですが、より多くの方に本学部が認知されること自体が大きな成果なのかなと。学生とも連携しながら、より良いコンテンツを展開していきたいですね」(鈴木さん)
本来オープンキャンパスに訪れなかった受験生の集客に成功し、志願者増に結びつけた中央大学商学部のSNS活用は、今後、ほかの教育機関にも広がっていくのかもしれません。
※この記事は「TikTok」の公式noteアカウントで2021年10月25日に配信されたインタビュー記事を再編集したものです。
<TEXT/TikTok公式note編集部>