“キャンパスあるある”が話題の早大卒芸人が語る「就活をしない」という選択肢
キャンパスあるあるネタや就活ネタなど、自身の経験をいかしてTikTokで毎日新しいネタ動画を投稿しているお笑いコンビ「さくらだモンスター」のしょっぴーさん(@syoppy110)。一度見たら忘れないコミカルな表情とテンポのよさで、TikTokのフォロワー数は7万人超え。
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早稲田大学在学中からお笑い芸人の道を選んだことなどインタビュー前編では、これまでの活動について聞きました。後編ではTikTokでのネタ動画の制作裏話やこれまでバスった投稿のこと、SNSごとで好まれるコンテンツの傾向などについて、より深く話を聞いていきます。
動画の制作は長くて3時間
――ネタ動画は見ていてとてもテンポがいいなと感じたのですが、なにか心掛けているポイントなどありますか?
しょっぴー:僕は滑舌がいいほうではないので、自分がしゃべってることがはっきり聞き取れるギリギリのスピードでネタ動画のテンポを作っていくのを心掛けています。
TikTokでの投稿は全体的にスピード感とテンポが求められるので、いかに次の動画へとスクロールさせないかということは投稿する人がわりとこだわるところだと思います。
――TikTokの1投稿はどのくらい時間をかけて作りますか?
しょっぴー:ネタが思いついている状態で15~30分、ネタが思いついていても「煽り系就活生VS圧迫系面接官」とかのシリーズは就活ということで髪の毛をぴしっとセットする必要もありますし、グリーンバックでの撮影や編集もあるので3時間くらいはかかってしまいますね。
セリフがしっかりあるネタはセリフを覚えなければいけないし、テロップも多いので、どうしても時間はかかります。
視聴者は現役大学生が多い印象
――3時間! それは大変ですね。
しょっぴー:それでもやっぱり時間をかけて作った動画のほうが反応もいいんですよ。アドリブで面白い感じに撮った動画にも面白さがあるとは思うんですが、反応が少ないのを見ると少し手抜き感のようなものが滲んでしまっているのかなと思っています。
――TikTokでネタ動画を見ているのはどのくらいの年齢層の人たちなのでしょうか。
しょっぴー:TikTokを使っている主な年齢層は中高校生や大学生ですが、僕の投稿を見てくれているのはキャンパスあるあるネタなどがリアルにわかる現役大学生の方が一番多い印象です。
中高生くらいの世代の方にはあまりピンとこないかもしれません。でも僕がキャンパスあるあるネタや就活ネタをずっと続けていればその人たちも進学して大学生になると思うので、そこで見てもらえるように頑張りたいです。