’22年も仮想通貨バブルで儲けられるか?3つのポイントをプロが大胆予測
来年2022年の仮想通貨注目ポイント
【point1. 先進国の金融政策がビットコイン売りの材料に】
11月にFRB(米連邦準備制度理事会)がテーパリングの開始を決定。だが、足元ではインフレが加速しており、2022年半ばには利上げが実施されるとの見方も浮上中。金融引き締めでカネ余りの状態が解消されると、ビットコイン投資が抑制される可能性も
【point2. 米金融当局がイーサリアムを規制?】
米SECのゲンスラー委員長はレンディングを規制したうえで、「レンディングとステーキングは同じ」と表現。ステーキングへの移行を予定しているイーサリアムにも規制の手が伸びる可能性もあり、イーサリアム・ショックが今後波及する可能性も……。
【point3. 日本市場はIEOの本格化で再活性化する?】
2017年のビットコインバブルと比較すると、盛り上がりに欠けた2021年の日本市場。だが、今年7月に実施されたPLTのIEOが活性化に貢献。今年はこの1件止まりだったため、来年から他の取引所でもIEOが本格化して、日本の仮想通貨市場が活気づく可能性も
<取材・文/高城 泰(ミドルマン) 池垣 完(本誌) 図版/ミューズグラフィック>
【アミン・アズムデ】
クリプタクト代表取締役。GSで2000億円の運用に携った後、同僚とクリプタクト創業。現在、仮想通貨の損益計算サービスと投資SNSを展開中
【ヨーロピアン】
仮想通貨トレーダー。2014年から仮想通貨投資を開始。現在は積立投資やDeFiをメインに運用中。田中Daisuke氏と仮想通貨サロン「coinrun」を運営中