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小室眞子さん「年収1500万円報道」で注目、美術館学芸員。なぜアメリカでは人気の職業なのか

ビジネス

注目を浴びつつある「学芸員」

給与

 給与を、日本と比べてみよう。

 2021年9月に公表された国税庁の「令和2年分民間給与実態統計調査」によると、2020年の日本の平均給与は433万円(男性532万円、女性293万円)となっている

 学芸員の平均年収は、厚生労働省の「学芸員」のページによると、496.8万円だ。眞子さんの話題のおかげで、注目を浴びつつある「学芸員」。今後、日本の学芸員の給料やステイタスが米国並みに上がるかもしれない?

<TEXT/藤本庸子 Yoko Fujimoto>

米国カリフォルニア州ロサンゼルス33年在住のフリーランスライター。雑誌「アンアン(anan)」「メンズクラブ(MEN’S CLUB)」などのライターを経て、米国へ移住。米国起業家向け雑誌トップの「Entrepreneur Magazine」にてスタッフライター、NHKラジオ第一放送「ラジオ深夜便」ワールドネットワークにてリポーターの経験も。現在、新聞、雑誌、ウエブサイト、ラジオ、テレビなど、さまざまな分野および媒体をこなす

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