小室眞子さん「年収1500万円報道」で注目、美術館学芸員。なぜアメリカでは人気の職業なのか
視覚的なストーリーをまとめる責任ある仕事
「ギャップ(GAP)」の元ファッションデザイナーで、アパレルブランド「ウクナツ(UQNATU)」のオーナー兼デザイナーのローラ・フーズ(Laura Foos)さんは「ギャップ・ジャパン」のデザインも手掛けたことがあり、日本や日本文化に関心がある。
フーズさんは「メトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)」の展覧会で作品を展示する担当だったこともあり、同美術館の学芸員と一緒に仕事をした経験も持つ。
眞子さんが働けるようになったら素晴らしい
「もし眞子さんがメトロポリタン美術館で学芸員として働けるようになったら素晴らしいこと」と話し、「作品のコレクションに幅と深さがあるから同美術館が好き」と絶賛する。
学芸員の仕事内容をフーズさんは「コレクションの管理者として重要な役割がある。その上、視覚的なストーリーを展覧会の形にまとめる責任ある仕事だ」と要約する。「展覧会は何年も前から計画する。その展覧会で配るカタログの文章を書くことも仕事」だとも言う。
フーズさんは「最も重要なのは、展覧会が文化についての新しい物語を語り、歴史的解釈に疑問を投げかけること。美術館の評議員と協力して作品を収集し、現代美術市場について多くの知識を持っている必要がある」と強調する。