男は何歳になっても結婚できる、は本当か?20代を趣味に費やした男性の後悔
結婚相談所で婚活のアドバイスをしていると、男性と女性では年齢によって結婚に対しての意識の違いがあると感じます。
これまで総勢500名以上の婚活をサポートしてきた「エン婚活エージェント」婚活コンシェルジュ・ハヤシが「20代で独身を謳歌してしまった男性のその後」の婚活実態をお伝えします。
20代を趣味に費やした男性が結婚相談所に
「子供が欲しい」という理由で、結婚相談所に入会したSさん(41歳男性)。
「そろそろ結婚するタイミングかな。子供も欲しいし」。これまで人並みに恋愛をしてきたものの、20代の頃は趣味に時間を費やし、結婚を考えることはなかったというSさん。プロフィールには「趣味は筋トレ・サーフィン・アウトドア。見た目に気を遣っているので、よく若くみられます」とアピールが書かれていました。
「よく30代前半に間違えられます(笑)。これまで付き合ったのも全員年下です。女性って年上が好きですよね!」。Sさんが相手に求める条件は25~34歳の容姿端麗な女性でした。
「年上好き」の女性は多いのか
これまで数多くの女性の婚活をサポートしてきましたが、女性は「5歳差以内」の相手を希望する方が多く、成婚に至る組み合わせも5歳差以内であることがほとんど。
将来のパートナーとして「できれば年齢が近いほうが良い」と考えている女性は多く、また「子供が欲しい」と考える女性こそ、子供の成長に伴う金銭的負担・夫婦で一緒に子育てができる期間など、将来を現実的に考えているので、同世代の男性を希望する傾向があります。
「年齢よりも若く見られます」とアピールする男性は少なくありませんが、婚活では、事前に相手の条件をプロフィールで確認できますので「実年齢」の数字が全てです。
我々、婚活コンシェルジュは、複数の成婚データと会員様の活動傾向に基づいた現実的な提案をお伝えしますが、「5歳以上年齢が離れた相手を希望する場合、どのような男性でもなかなか厳しい活動になりますよ」とSさんに伝えたところ「でも、これまで年下としか付き合ったことないので大丈夫だと思います!」とのことでした。