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女優・芋生悠、文通が心の支えだった学生時代「一番長く続いた子は今も友達です」

暮らし

文通が心の拠りどころだった学生時代

ひらいて

――美雪はたとえくんと手紙のやりとりをしています。今手紙を書くことは少ないと思いますが、芋生さんはいかがですか?

芋生:私は学生のときに、結構文通していたんです。中学のとき、バスケ部だったのですが、マラソンに駆り出されて熊本県内のほかの学校の人たちと、合同チームで一緒に走りました。そのときにその子たちとすごく仲良くなって、当時携帯を持っていなかったので、「文通しましょう」となって。

 当時、私は学校でそんなに周囲と馴染めていなくて。その文通が心の拠りどころでした。「今日は学校でこんなことがあって、こんな失敗をしちゃった」と書くと、「私もだよ」と返ってきたりして、そのおかげで学校に行けていたくらいです。

文通していた友達との関係は今も

ひらいて

――そのときの文通は、何人かと?

芋生:3人と文通していましたが、最終的に一番長く続いた子は1人で、今も友達です。さすがに文通はしていませんが、連絡は取り合っています。二十歳のときに最初の写真集を出したら、サプライズで東京まで来てくれたんです。連絡は取り合っていましたが、実際に会ったのは中学のマラソンのとき以来で!

――ええ! それはすごい。

芋生:ずっと会ってなくて。嬉しくてふたりでボロ泣きしました。仲のいい友達はほかにもいますが、実際にはそれほど会っていないのに、これだけの関係が築けているのはその子だけですね。

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