念願の薬剤師になれたのに即退職。優しそうだった同僚が「ウラの顔」を見せるまで
徐々に同僚の裏の顔が明らかに…
「30代後半の女性の薬剤師が、やたらとプライベートに関することを突っ込んでくるようになったんです。あるときに、好きな女性芸能人を聞かれたので、広瀬すずさんの名を口にしたところ、いきなり『童貞でしょ?』と言われて、傍で聞いていた他の先輩たちからも笑われました……」
他にもこんなやりとりが……。
「姉のことを聞かれたので、20代後半で結婚していて子供がいることや専業主婦であることを話すと、『専業主婦って夫に経済的に支配されるから哀れだよね』と。姉は家業を継いでいて夫は婿養子だと説明すると、なぜかものすごく機嫌が悪くなりましたね……。また、特にミスもしていないのに、薬の取り方が悪いと文句を言われるようになったり、休憩時間に薬学の勉強をしていたところ、『お勉強なんていいから早く仕事できるようになってくれない?』と言われたことも」
いつの間にか「敵認定」されていた
そして嫌がらせしてくるのは、この女性だけではありませんでした。
「一番おっとりしていて優しい性格だと思っていた20代後半の女性の同僚に、急に舌打ちされて、『はあ。なんで遅え奴の分もやんなきゃならねえんだよ』と言われたんです。明らかに僕に対する言葉でした」
気づけば、松原さんは先輩たちから「敵認定」されるようになっており、わからないことを聞いても満足に教えてくれなくなったそうです。
「さすがに仕事に直結することについては教えてくれましたが、僕が参加することになっていた勉強会についての情報も回ってこなくて、あとで社長に怒られたこともありました」