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一風堂監修のとんこつラーメンスープ缶「締めの一杯にも」開発の裏側を聞く

ビジネス

なんと開発には2年以上の歳月をかけた

ふかひれスープ

きっかけとなった2018年発売「ふかひれスープ」(2019年撮影)

 開発に関しては、なんと2年以上の歳月をかけたという。商品によっては半年で世に出るものもあるが、これほど開発に長い期間をかけた理由として、「出せるタイミングが限られているため」と続ける。

「冷たい商品であれば、季節を考えずに発売ができるのですが、温かい商品は秋から冬にかけてしか販売ができません。なので、出したいタイミングがあっても、それまでに開発が間に合わなければ、もう1年待つことになり、結果として通常より長い期間をかけることになる。長い時間をかけたことで、満を持しての発売ができたと思っています」

 缶スープは現在、JR東日本駅構内にあるアキュアの自販機、また一風堂とアキュアのオンライン通販で販売している。ちなみに、一風堂の店舗では取り扱っていない。時短営業でラーメン店が閉まっているとき、駅のホームでこのとんこつラーメンスープを飲めば、手軽に締めの一杯を味わえるかもしれない。

<取材・文/ヤマタケ>

見習いライター。お笑いが生きがいで、都内のライブによく出没し、年間100〜200本のライブを鑑賞。芸人のラジオが外出のお供。他にも旅行とお酒が好きで、旅行先では必ず地元の日本酒を購入。諸々よろしくお願いします。

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