ジェラードン、YouTube「週4コント動画」で変わった意識。サムネイル表示に苦労も
このチャンネル来たら毎回コントやってるな
──コント投稿だけにしようと決めたのはなぜですか?
かみちぃ:アタックが言ってきました。
アタック西本:そっちのほうが絶対に伸びるって確信していました。YouTubeが伸びている芸人とか、人気のYouTuberの方って、テーマ1本でやっているんです。例えばジャルジャルさんとかみたいに、印象付けることが大切なんじゃないかなって思って、「コントだけにしよう」って決めました。
海野:まぁ、変に企画やるよりはね。
アタック西本:視聴者の方に「このチャンネル来たら毎回コントやってるな」っていう認識を持っていただいたほうがいいし、だったら継続してやり続けないといけないなと思いました。
かみちぃ:これをすごい熱心に言ってくるんですよ。僕らはトークとかもやりたいし、最初はちょっと反対していました。でも、西本が「絶対コント1本にしよう」って言ってくるんで、僕らが折れました。
ただ、その話し合いをした2か月後が単独ライブだったんで、西本に「2か月後単独だから、単独のネタも作りつつ、さらに週4本もコント作っていかなきゃいけないよ」って言ったら、あんなに熱心だったアタックが「やばい! YouTube単独まで休もう!」って言いだして(笑)。「あの時の熱意どうしたんだよ! お前が言い出したんだろ!」って、その時は僕が怒りました(笑)。
アタック西本:YouTubeを週4コントにし始めてから初めての単独は結構しんどかったですね。
かみちぃ:ネタを大量に作らないといけないからね。最初はしんどかったけど、今はようやくちょっとずつ慣れてきました。
アタック西本:伸び始めたからよかったよね。
最初に跳ねたのは「角刈り」というワード
──YouTubeのネタはどのように考えていますか?
アタック西本:まず部屋をレンタルするところからですね。ネットで写真を見て、「ここの場所でこういうコントできるか」って部屋を決めてます。撮り始めてから、なんとなく最初に跳ねたのが「角刈り」ってワードですね。
かみちぃ:西本メインのほうが(視聴者の)反応がいい感じがしたんで、西本を撮ろう、ってなりました。
アタック西本:部屋を予約して、前日にみんなで通話しながら「この部屋だったらこういう設定で」ってふわふわした状態で行くんですけど、いざ現場に着いたら「これ、面白いか……?」みたいな感じになって。
海野:割とその場でやりながら決めることが多いね。
かみちぃ:3時間、部屋借りても、最初の90分は1本も撮れずにネタ作りになっちゃうこともありますね。衣装とかも3、4本分持って行かなきゃなので、大変です。でも、最近は作家の子の編集技術がすごく上達していて。
──恋愛ゲームのやつ見ました。すごく編集が凝っていましたね。
かみちぃ:あれとか本当にありがたいよね。
アタック西本:1日くらいでやってたもんね。超優秀。だーふく(福田恵理)って言うんですけど。
かみちぃ:雷落ちるコントとかもね。僕らが勝手に「だーふくちょっと、雷落としたいんだけど……」って言ったら「大丈夫っすよ!」って(笑)。
アタック西本:コントの幅が広がってきたよね。