家庭菜園で夫婦円満になった28歳男性。ある日、腰に激痛が走った…
無事収穫できた野菜のお味は…?
仕事はデスクワークで1日中座って作業しているため、普段から腰痛持ちだったそうですが、この日は中腰のまま長時間作業。それが結果として腰に大きな負担を与える形になり、ぎっくり腰を誘発させてしまったのかもしれません。
「最初の3日間はちょっと姿勢を変えるだけで腰に激痛が走り、かなりツラかったですね。幸いその時期はリモートワークだったので会社に通勤しなくて済んだからよかったですけど……。その後は痛みも徐々に引いてきましたけど、最終的に痛みがなくなるまでは2週間くらいかかりました」
当然、畑仕事どころではなく、後はすべて奥さんに任せることに。とはいえ、すでにある程度成長していたため、半ば放置したままでも無事に収穫できたとのこと。
「じゃがいもや玉ねぎ、キュウリなどが獲れました。痛い思いはしましたけど、自分たちで育てたと思ったら感慨ひとしおですね。さっそく妻に調理してもらって食べましたが、思い入れがあったせいかすごく美味しく感じました」
今後は自宅でのプランター栽培に
ただし、畑での作業は腰への負担がかかり、ぎっくり腰を再発させる危険性もあります。そのため、家庭菜園は今年いっぱいでやめることも検討しているそうです。
「残念ですけど、仕方ないかなって。妻1人に任せるのも申し訳ないですしね。ただ、家庭菜園に比べれば小規模になりますが、自宅でもプランターで野菜を育てることはできます。
実は、ぎっくり腰になった後、ミニトマトの栽培を始め、今のところは順調に育っており、もうすぐ収穫できそうです。現在は1種類のみですが、今後はもう少し種類を増やしてみようかなって。本当は畑でやりたかったですけど、腰への不安がなくなるまではこれで我慢しようかなって」
せっかく始めた新しい趣味もぎっくり腰でまさかの断念。20代の若い世代でも発症する人は多いので気をつけたいものですね。
<TEXT/トシタカマサ イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>