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借金200万の25歳男性、原因はキャバクラ通い「借金してまで行く理由がある」

コラム

 男性ならば接待や遊びで一度はお世話になったことがあるかもしれないキャバクラ。ここ最近ホストクラブにハマる通称“ホス狂い”がフォーカスされることが多い夜の店の印象だが、もちろんその逆の構図もあるわけで……。

キャバクラ

画像はイメージです(以下同じ)

 有名私立大学を卒業後、大手広告代理店に入社した渡辺健二さん(仮名・25歳)の年収は同年代よりも少し多めの500万円。サラリーマンとして順調な人生を歩んでいるように見えるものの、キャバクラが原因で現在200万円近い借金を抱えているという。

取引先の社長が「夜の遊び方」を指南

「親の期待に答えるためにいい大学に入っていい会社に就職しなければいけないと、彼女も作らないで努力してきたんです。その結果、一流と言われる会社に就職できて仕事も順調なのですが……。実は、一番初めに配属された部署で担当したのが飲食店を何店舗も経営する社長さんで、その人がとにかく遊び人だったんです。打ち合わせ後は必ずキャバクラをハシゴするようなタイプで、おごりで夜の遊びをたっぷりと教えてもらってしまったんです

 それまで勉強一筋だった渡辺さんは女性と付き合った経験がまったくなかったそうで、それを知ったこの社長さんがキャバクラでの「女遊び」を教えてくれたとか。

「社長さんは正直お金もあるし、都内でも有名な遊び人。行きつけのキャバクラでもモテるし、店外で遊んでいるキャバ嬢も何人もいました。そんな姿を見て、自分もキャバクラに通えば女性にモテるのではないかと勘違いしてしまい、毎日のように通い詰めました

徐々に行く店のグレードを上げていき…

キャバクラ

 女性経験のなかった渡辺さんは、この時期から沼にハマるようにキャバクラに通いをはじめたという。

「社長さんも毎日付き合ってくれるわけもないので、自分で開拓を始めたんです。最初はセットで3000円くらいのお店に行っていたんです。そのレベルのお店でも楽しいのですが、逆に値段が高いお店に興味が出てきまして。それで5000円、1万円とお店のレベルを上げて行くたびに女性の質も上がるし、面白くなっていって……。結局はキャバクラに初めて行った、その月に給料をすべて使いきってしまったんです」

 それでも、渡辺さんのキャバクラ通いは止まらなかったという。それどころか、さらなる開拓を始めてしまったとか。

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