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彼女に理想を押し付けすぎた男性の後悔。LINEで受け取った彼女の主張とは

コラム

彼女は我慢の限界に

 次第に甲本さんはデートの待ち合わせの瞬間に、Uさんが可愛い服を着てくれないことにイライラするようになりました。そしてそんな甲本さんの言動を見て察したのか、Uさんが突然キレたのです。

「その日もジーパンを履いてきたUを見た瞬間に僕は無意識でため息をついてしまったんです。その瞬間、Uの表情が強張って、静かに『いい加減にして』と言われてしまいました。自分の理想だけを押し付けて他人を思い通りにしようとする行為は異常だとはっきり言い放ったんです」

LINE

 さらにこれ以上理不尽な指摘をするのなら別れると言い残し、Uさんはその場を去っていきました。この瞬間は頭に血が登っていた甲本さんでしたが、その一部始終を友人に話すと激しく非難され自分が間違っていることに気づくのです。

そんな僕を受け入れてくれた彼女

 友人の言葉で冷静になった甲本さんは自分の何が間違っているのかを考え、これまでのUさんへの態度を反省しました。そして改めて話し合い、誠意をもって謝罪することで許してもらえたのです。

LINE

「きちんと自分の悪い部分を把握するまでには数日かかりましたし、その間に別れると言われてもおかしくなかったと思います。謝罪すると、Uはすんなり『いいよ』と言ってくれ、これまでと同じように接してくれました。理想とは違いますがそんなUのことが大好きで、こんな僕を受け入れてくれたことには頭が上ががりません

 甲本さんは今でも付き合い当初の態度を後悔しているそうですが、Uさんはあっけらかんとしていて一切気にしていないそう。そんなさっぱりした性格の女性だったからこそ、甲本さんは救われたのかもしれません。

<TEXT/つる>

食べること、お酒、音楽、辛いものが大好き。30代になっても派手髪から抜け出せません。外に出るのはお酒が待っている時だけという姿勢を崩さず、今日も適当に生きています

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