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型落ちiPhoneのおすすめは?中古スマホの相場と注意点をプロが伝授

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 価格は年々高騰し、最新機種はPC並みになったスマホ。少しでも出費を抑えたい庶民の味方となるのが、中古スマホである

iPhone12 スマホ

※画像はイメージです

中古でも消費者が安心して購入できる仕組み

 中古携帯の販売を手がける「携帯市場」の粟津浜一氏はこう語る。

中古スマホは新品の4割程度が相場で、中には1万円を切る端末も。近年はスペックも高止まりしているので中古でも新製品と遜色ない。これに格安SIMを組み合わせれば、かなりお得です。

 また2019年の電気通信事業法の改正により端末の『実質0円』がなくなったことによる端末代金の負担増や、コロナ禍のテレワーク需要を受け、中古スマホの販売台数は右肩上がり。

 総務省はサイトで消費者に中古スマホの利用を促すなど、政府も後押ししています。業界団体でも統一のガイドラインを設けて、事業者に対してバッテリー状態の確認と表示を求めるなど、消費者が安心して購入できる仕組みがつくられています」

購入時の注意点は?

中古スマホ

3万円台という価格のお手頃感と機能性からiPhone8は人気No.1。SEは液晶の小ささが好評。XperiaXZ1は1万円台で買える

バッテリーは経年劣化するため、残量を開示しているサイトで買いましょう。店頭やサイトに『認証マーク』がある優良事業者を選ぶと安心。中古スマホは個体差があるので神経質な人は、実店舗で外装や傷をチェックするのがオススメ。

 iPhoneなら新作の発表直後、Androidなら新製品発売の1か月後ぐらいに値下がりするので狙い目です。また買い取りしてもらう際もバッテリー残量の多いほうが高値で取引されるので、“ながら充電”を避けるなど、日頃の些細な心がけ次第でオトクに買い替えられます」

 3万円台という価格のお手頃感と機能性からiPhone8は人気No.1。SEは液晶の小ささが好評。XperiaXZ1は1万円台で買える。中古スマホで懐もスマートに!

中古スマホの見極めポイント
1. バッテリー残量を必ずチェック
2. 認証マークの優良事業者で購入
3. ネットより実店舗が安心・安全

<取材・文/週刊SPA!編集部>

【粟津浜一】
携帯市場代表。筑波大学大学院理工学研究科、電子機器メーカーを経て、2008年に起業。2017年には「リユースモバイル・ジャパン」を立ち上げ、会長に就任

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