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住宅を買うなら中古が断然トク!5つの見極めポイントをプロが教える

コラム

購入時に重視すべき点は?

 では購入時に重視すべき点は?

「まずは立地。最近は西東京市のひばりが丘など郊外が人気ですが、価格高騰で第1希望を諦めての第2希望との側面もある。相場が落ち着けば移る人も出るはずで、人が定着するかは未知数。『住みたい街ランキング』などもあまり当てになりません」(城戸氏)

中古不動産

住環境がよく、交通アクセスが良いセンター北や仲町台は、新たな中古物件の狙い目スポット

 人口が減れば、価値も下がる。住民が愛着を持ち、世代交代に成功している街を選ぶべし

「練馬区の石神井公園や板橋区の小竹向原や常盤台は、ファミリータイプのマンションが4000万円台で探せる。3000万円台なら神奈川県のセンター北や仲町台周辺も狙い目のひとつ」(城戸氏)

スペック面で見るべきポイントは?

 スペック面も忘れてはいけない。

「管理状況やハザードマップの確認も重要。また、『住宅性能表示制度』『長期優良住宅』などの認定を受けた家は資産価値が崩れにくい」(井上氏)

 そして、何より大事なのが自分自身の優先順位だと城戸氏は語る。

ターミナル駅から40分圏内にある駅で徒歩10分以内の物件なら、値崩れは少ない。資産価値優先なら、狭さを覚悟して超都心に住むのもありです。一方、終のすみかと割り切るなら、少し遠くても郊外に2000万円台の家を買うのも手。今後は空き家活用も進み、郊外には安い中古が増えるはずです」

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