送料無料につられて散財…「ネットショッピング依存」になった25歳女性の嘆き
今では日常に不可欠になったネットショッピング。コロナ禍の外出自粛でますます伸びており、なかには食品から生活用品までほとんどネットで頼むというヘビーユーザーもいます。
IT企業で働く西沢結衣さん(仮名・25歳)は、まさにそう。とはいえ、「便利ですが、その分失敗をすることも多いんですよね……」とのことで、首尾は上々というわけでもないようです。
お得に買い物ができたかと思いきや…
「普段使っている基礎化粧品がいわゆるデパートコスメなのですが、デパートに行くのもはばかられる状況だったのと、割と値段が高いので少しでも安く買えたらな、と思いネットで探していました」
ネット上にある商品はピンからキリまでですが、目を皿にして普段使っている化粧品が15%ほど定価より安いサイトを探し、ここぞとばかりに注文。数日後、期待とは裏腹に実際に届いたのはなんと偽物でした。
「パッケージから商品のラベル、形までパッと見は本物そっくりだったのですが、よく見ると商品説明の日本語が所々おかしかったり、常用漢字ではない漢字が使われていたり……あれ? と思う部分が多々ありました。偽物だと分かった決め手は、本来なら『Made in Japan』のはずが『Made in China』になっていたところです」
返金対応はされたものの
すぐに販売元へ返品・返金の連絡を取りましたが、待てど暮らせど返答はありませんでした。
「パッケージに中国語で『改良版』みたいなことが書かれていて『どこがだよ!』と腹が立ちました。が、『ちゃんと販売元の詳細や商品情報などを確認せず、少しでも安く買おうとした自分も悪かったな』と反省しました。
その後、ダメ元でECサイト側に訴えたら返金してくれたので被害はないですけど、それなりに手間が掛かったので、店頭か公式のオンラインショップを使うのが確実なんだと痛感しました」