TikTok発の21歳歌姫・清水美依紗、NY留学で「腰を抜かした」経験を語る
ファンは「ひとりひとりが愛おしい」
――やはり自分自身も楽しまないと、お客さんには伝わらないですよね。
清水:本当に心から楽しみながら歌っています。今まさに自分自身が”Starting Now”という立場にいて、「後ろ振り向かず 一歩踏み出すの 新しい自分探して」という歌詞が、わたし自身の気持ちにピッタリなんです。その想いが聴いてくださる方々に伝わっていると思います。
――清水さんにとってファンのみなさんは、どういう存在でしょうか?
清水:わたし、DMを返すタイプなんですよ。毎日5件以上、なるべく返すようにしています。ひとりひとりが愛おしくて。みんな応援してくれて、純粋に歌を聴いて好きだと言ってくれる、それが本当にうれしいんです。
ファンのみなさんは、わたしにとってファミリーに近いもの。わたしがうれしい気持ちのときは、それをすぐ伝えたい存在です。
「どんどん自己表現をしていって」
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――自分らしさを出すことが苦手な人もいるわけで、いろいろな声も届くのではないでしょうか?
清水:そうですね。いろいろな声をいただきます。そういう声を聞くと、親近感が湧いて、本当に親身になりたくなるんです。人が思っているほどどうってことないことで悩んだりするじゃないですか。それはすごく苦しいことだけど、どんどん自己表現をしていってほしいなと思います。
――今、改めて同世代へメッセージはありますか?
清水:同世代でいうと、ちょうど就活があると思います。まだ夢が見つからない方もいるとは思いますが、今学んでいることを活かす職業がいいと思います。わたしの経験で言うと、まず選択肢を少なくしました。2~3個しかなければ、消去法で選べるんです。
たくさん選択肢があることはいいことなのですが、チャレンジを繰り返して選択肢をあえて狭めることで、集中できるひとつのことが見つかると思います。夢を追求すると失うものも出てきますが、自分を見つけるという意味でも、選択肢について考えてみるといいのかなと思います。
<取材・文/トキタタカシ ヘアメイク/KOTO(UM) スタイリスト/小谷雄太(UM)>