副業や起業に不安な人でも、好調なスタートを切れる「3つの問い」
質問③ 目標にワクワクしていますか?
そして、3つ目の質問です。それは「先ほどの別人級のすごい自分で設定した『数値目標』や『客観的な目標』をみたときに、『やりたい!』と感じますか?」です。
「誰に何を言われても、これをやりたいんです!」「寝ても覚めても、どうしてもそれやりとげたいんです!」というイメージがその目標に入っていますか? なぜかというと「数字には何の効果も意味もない」からです。実は、数字そのものには、モチベーションを生む効果は何もないのです。1億だろうが月100万円だろうが「ただの数字」です。
大事なのは、それにはどんな意味があるのですかということです。つまり、「副業、起業で、月100万円を叶えたその先に、何がしたいんですか?」ということが重要なのです。
例えば、私の場合、かつてコールセンターで派遣社員をしながら、コーチングの副業を始めた当時は「月50万円とか100万円いったらすぐ会社を辞めます!」と言っていました。そう、私はその時、会社を辞めたくて辞めたくて仕方ありませんでした。文字通り「寝ても覚めても会社を辞めたい」という思いがあったので、副業を始めた当時、最初に目標設定したのは「月30万円」の売上でした。
当時の私にとっては、「月30万円」という数字は、「これだけ売上を上げられたら、会社を辞められる、やったあ!」という感じでした。
ワクワクできる目標を立てる
先ほどの2つ目の質問で、あなたにとって別人級にすごい目標数字を設定したとして、その数字には、本当にやりたくてしょうがないことのイメージを含んでいますか。
もし含んでいなかったら、ちょっと設定を変えてみてください。もしかしたらもっと高い数字が必要なのかもしれないし、もしかしたら低い数字でもいいのかもしれないし、数字以外のことかもしれません。別人級の目標設定をしても、まったくワクワクしてこないなら、そもそもそのビジネスや副業が自分のやりたいことじゃないかも? と気が付くかもしれませんね。
派遣社員当時の私は、いろいろな副業に手を出しました。例えば、「アフィリエイトで月30万円稼ぐ」というのにもチャレンジしましたが、それは全然ワクワクしませんでした。でも、「コーチングで月30万円」だったら、すごくワクワクしました。
「自分のやりたいコーチングで月30万~50万円が稼げるようになって、会社を辞められている」をイメージすると、「それは嬉しい! やった!」と思えたのです。その状態になれれば、3か月後、あなたの副業や起業のステータスは豹変するのではないでしょうか。
私は今までにいろいろな方にコーチングさせていただいていますが、ここまでしっかり目標設定ができている人はほとんどいませんでした。明確、かつ高いレベルの目標を立てて、自分がワクワクするところまでやるのは大変かもしれません。しかし、これを読んだあなたは、ぜひ3か月後の別人級のすごい自分の目標を掲げてみてください。
<TEXT/株式会社マーケティングフルサポート代表取締役 仙道達也>