早大卒・アンゴラ村長が語る、学生お笑いの現在地「内輪ネタに走らないのが強み」
小島よしおが大学の先輩で嬉しい
――アンゴラさんの「相方で出汁を取る」ネタもブラッシュアップされていったものだったんですね。
アンゴラ:「マイムででっかい鍋のジェスチャーをしないとわかりにくいよ」って真面目にアドバイスもらいました(笑)。ほかにも、いろんな人とコンビをお試しで組めるっていうメリットがありますね。私なら背の高い筋肉質の男性と組んで体格差を生かしたネタをするとか、どんな方向性がウケるのか学べるという。
――上智大学のラランドとか、慶応大学の令和ロマンも台頭して。より「学生お笑い出身」がポピュラーになっていきそうですね。
アンゴラ:私自身、今後「教育に笑いを取り入れる」っていう目標があって、そういう意味では先に実践している小島よしおさん(小学生向けに授業する「小島よしおのおっぱっぴー小学校」を立ち上げ)が大学の先輩にいるのが嬉しいです。ルートだけでも、ちょっとは近づけているのかなって。
<取材・文/東田俊介 撮影/市村円香>
【アンゴラ村長】
1994年、埼玉県生まれ。お笑いコンビ「にゃんこスター」のボケ担当。早稲田大学本庄高等学院、早稲田大学文学部卒業。結成1年目の2017年に『キングオブコント』で2位に輝く。その後ワタナベコメディスクールに“出戻り”の形で所属し、現在はコンビでのテレビ・ラジオ番組出演やYouTube活動に加え、個人Instagramで「#見たことある人モノマネ」を頻繁に投稿中
Twitter:@pupumumumu
Instagram:@nyanco_star_pu_pu_mu
YouTube:「にゃんこスターYouTubeチャンネル」