上司に怒られないと危険?仕事で「成長が止まった人」の共通点
キャリアを描くことが難しい人の特徴
1つ目の「今までと同じような仕事しかしていないため、大きなミスをしていない」に当てはまる場合、周りの人が新たなスキルや知見を身につけていくのに、自分は同じようなルーティンワークしかしていないことになります。
数週間ぐらいならば別に問題ないですが、数か月、数年、数十年とそれを続けていると、「極めて狭い範囲の仕事しかできない人」になってしまいます。そうなってから新しいことを学ぼうとしても、待遇もあがりませんし、キャッチアップのスピードも遅くなっているでしょう。
2つ目の「新たな仕事にチャレンジしているが、年齢やキャリアを笠に着て『俺を否定するな』というオーラを出しているため、周りが指摘しづらい」に当てはまる場合、周りからのフィードバックがないので成長することがありません。
また、このタイプの人は自然と周りを威圧するような空気をまとってしまうので、徐々に周りの人から煙たがられ、重要な仕事が回ってこなくなります。結局、1つ目の人と同様、キャリアを描くことが難しくなってしまいます。
新たな仕事のチャンスに恵まれるためには…
ある程度キャリアを積んでも“非連続的な成長”をするためには、
1. 今までの経験を活かしながらも新たなチャレンジをする
2. 年齢や過去のキャリアに関わらず、謙虚に周りの教えを乞う
この2点が非常に重要になります。この2点さえできていれば、あなたは新たな仕事のチャンスにも恵まれ、周りの人からの印象も良くなります。そのために、タイトルにある「否定耐性」をつけることが重要なのです。
若いうちならばいざ知らず、年齢やキャリアを重ねると相対的に否定されることは少なくなります。そのような状態で新しいチャレンジをして失敗すると、久々に怒られて凹んだり、いやな気持が持続したり、周りからのフィードバックを軽んじたりしてしまい、「キャリアが築けないモード」に入ります。