芸能人を気取る女友達がイタい…「週刊誌に狙われてる」ワケないだろ〜!
巨大サングラスで別の意味で目立つ
またある日、彩海さんが「知り合いの舞台を見に行くから付き合って欲しい」と誘われた時のこと。待ち合わせ場所に現れたA子さんは、なぜか曇りなのに大きなサングラスをかけていたんだとか。
「どこで買ったの?ってレベルのサングラスを掛けていて、すごく目立ってました。一緒にいるのが恥ずかしかったです。舞台が始まるから『そろそろ外せば?』と言ったら、『私が来てるって他の一般人にバレたら困るじゃん!』と主張……」
実際、他の客から視線を感じていたそうですが、彼女に気がついているというより、「何でサングラスしてるんだろう?」という感じだったそうです。
「舞台が終わって、出演者に挨拶するときにさっそうとサングラスを取って『○○(事務所名)のA子です』と、大物女優ばりに挨拶したんです(笑)。知り合い以外はポカンとしていました。それに、所属も弱小事務所だからほとんどの人が知らないんですよ」
そして帰り道に、A子さんは謎の行動に走ります。
「私を誰だと思ってるの?」
「挨拶も終わり、解散しようかと思ったら、『私のことを駅まで送っていって』と腕を掴まれました。帰り道は真逆なので、置いて帰りたかったんですが、『舞台で私に気づいたファンがついて来るかもしれないから、ボディガードして』と真顔で言うんです。『週刊誌に狙われてるかも』とかも言ってたかな(笑)。『誰にも声かけられてないから大丈夫だよ』となだめたら、『私を誰だと思ってるの?』と、ブチ切れるという……」
仕方なく彩海さんは駅まで護衛したそうですが、これを機に距離を置こうと感じました。
「さすがに愛想がつきましたね。今まで1度も芸能人と認識されたことがないのに……。あんな“自称芸能人”とつるんでたら、私まで変な目で見られそうで怖いです」
もしかしたら、もはや後には引けず意地になってしまってるのかもしれませんね。いつか本当に売れてことで、ビッグマウスな言動に説得力が伴うことはあるのでしょうか。
<取材・文/吉沢さりぃ イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>