“自分の権利ばかり”主張する同期社員にLINEで喝「仕事をサボるな!」
給与や会社での立場など、日本ではまだまだ年功序列の部分が多く、その改善に声を上げる若手社員もたくさんいます。しかし、中には「声を上げる」ことを、はき違えている人もいるようで…。今回は、そんな同僚女性に喝を入れた男性のエピソードをご紹介します。
自分の権利ばかりを主張する
都内にあるHP制作やデザインをおこなう会社でデザイナーとして働いている五十嵐秀弥さん(仮名・26歳)。五十嵐さんの同期で入社した女性社員Kさんは、いつもLINEで会社に対してある主張や文句を言っていました。
「Kさんは自分が評価されていないことに対して、『私は今より評価されるべき』『女性だからなめられている』などと言っていました。でも、うちの会社は本当に男女や年齢に関係なく、実力で評価されるので、業界内でも評判がいいんです。現に女性で仕事ができる人は昇進していますし、若手でもリーダーを任されることもあります」
そう、Kさんが評価されていないのは女性だからではなく、単純に実力がないから。業務態度も悪く、評価されるような努力をしていないのは誰の目にも明らかで、女性の権利という言葉で何かを主張することに、五十嵐さんはずっと違和感を覚えていました。
それって単なる妬みでは?
一方、五十嵐さんは昇給や昇進への意欲が高く、普段から仕事に対してとても積極的でした。あるとき、それが認められて大きなプロジェクトのリーダーを任され、成功を収めることができたのです。この成功に対してKさんは…
「実はプロジェクトを任される時点で、成功させたら昇給だと言われていて、かなり必死に頑張りました。でもどこからかそれを知ったKさんは、僕に『男はいいよね』『女性なら昇給とかなかった』と、LINEで文句を言ってきたんです」
単なる妬みだとわかっていても、自分の頑張りを否定されたような気持ちになった五十嵐さんは、前々から抱えていたもやもやをついにKさんにぶつけてしまいます。