酔っ払った彼女から届いた「ラブラブLINE」普段はクールなのに…
酔っ払っている彼女からLINE…
ある日の夜、家でテレビを見ている佐伯さんのもとにSさんから普段は見せないようなテンションのLINEが届きました。それ自体も珍しいことですが、Sさんから送られてくるある言葉によってこの日は佐伯さんにとって忘れられない日となるのです。
「彼女には幼馴染の女の子がいて、月に1~2回今でも会って遊んだり飲んだりしているんですよね。そんな幼馴染と飲んで酔っ払っていたみたいなんですが、なんとあの彼女がですよ? 僕に『好き』って言ってくれたんです」
これまで一度も言われたことがなかった「私のこと好き?」というLINEに驚きながらも、すぐに「大好き」だと返信した佐伯さん。すると、ついに佐伯さんがずっと聞きたかった「好き」という言葉をSさんからも伝えてくれたのです。
「もう嬉しさが爆発しすぎて小躍りましたよ。すぐにそのLINEのスクショを撮って大切に保管しました。何なら記念日にしたいくらいですよ。後日彼女からやめろと言われましたけど」
やっぱり見なかったことに
その翌日、酔いが覚めて冷静になったSさんからは、前日のLINEを見なかったことにしてほしいという連絡が来ました。もちろん、佐伯さんがそのお願いを聞けるはずがありません。
「本当に嬉しかったので絶対に忘れないですし、そのまま彼女にも伝えました。それまでもお互い何でも言い合えて不満のない関係だったんですが、それ以上の関係になれたような気がしています。僕が更に彼女を好きになったからかもしれませんが…」
そんな2人は今でも良い関係で付き合いを続けており、佐伯さんは近々Sさんにプロポーズする予定とのこと。きっとこの二人なら、夫婦になっても素敵な関係を築いて行くことができるでしょう。
<TEXT/つる>
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