Zoom飲み会の勢いで元カノに告白。25歳男性が反省する「2か月の仕打ち」
バーやクラブ、はたまた合コン、婚活パーティとリアルな出会いの場が失われてしまった現在。若者が異性と知り合うきっかけはせいぜいマッチングアプリが関の山でしょうか。そんななか、牧田康太さん(仮名・25歳)は、思いもしないタイミングで彼女ができたそうです。
オンライン飲み会にハマっていた
「2020年の春先、不要不急の外出が会社から禁止され、本当に毎日暇でやることがありませんでした。なので、似たような状況の友達を集めて、徐々に仕事で使うようになっていたZoomでオンライン飲み会をやるようになったんです」
2〜3人で始まったオンライン飲み会の輪。はじめは3日に1度くらいだったのが、だんだんと頻度が多くなっていったんだとか。
「一時期は毎日やっていたかもしれないですね。仲の良い友人に加え、会社の同期と、とにかく毎日誰かしらと時間を合わせて飲んでいました。今思えば、皆寂しかったんでしょうね。誰とも会わない生活というのは、大人でも孤独を感じますよ」
なんと最長で8時間も会が続いたこともあり、このときに牧田さんが印象深い経験をすることになります。
「途中、寝る人がいたり、お酒を買い足しに行く人もいたりとだいぶ自由な感じでした。コアメンバーになっていたのは4人で、あとは名前だけ知っていた人とか、初めて話す人が多く、若干緊張もしました」
偶然元カノからLINEが届く
「普段は人見知りで、知らない人と話すのは苦手なんです。でも、お酒も入ってると気が大きくなるし、オンラインだからなのか気軽に誰とでも話せてしまいました。飲んでいる最中にLINEのQRコードを画面に表示してもらい、その場で連絡先を交換してグループを作ったりしましたね(笑)」
夜21時から開始してから、テンションもそのままに午前2時に差し掛かったころ、牧田さんにとある人物から連絡がきました
「元カノから急に『コロナ大変だけど、元気してる?』ってLINEが来ていました。ウケ狙いで読み上げたら『今すぐZoomに招待しろ!』と、すごく盛り上がりました。若干の同調圧力も感じつつ、お酒の勢いを借りてその場に招待してみたんです」
元カノがZoom飲みに参加し、酔っ払ったメンバーのボルテージは最高潮に達します。
「いつ付き合っていた、何で別れたのか、今彼氏がいるのか、など下世話な質問攻めをされてました。シラフだったっぽいので『大丈夫かな』と思っていたら、『てゆうか、ヨリ戻せよ! 牧田も彼女欲しいって言ってたじゃん!』と言い出されて……」