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車は“売るとき”まで考えて買え。 値崩れしにくい車種5選

暮らし

タイプ別、おすすめ優良コスパ車種

 そして、車種によっても車の価値の変化は異なってきます。4~5年落ちの中古車を購入し、8~9年落ちの状態で売却する場合、いま(2021年)買って今後の価値の下落幅が少ないと予想される、おすすめの中古車(H28年式前後)を車種別にご紹介します。

 金額は、実際に中古(5年落ち)で購入する場合の本体価格の予算感です。

【軽自動車】スズキ ジムニー クロスアドベンチャー
 1970年の誕生から根強い人気の本格的クロスカントリー。

 雪などの悪路に対する走破性が高く、近年はYouTubeでトラックを引っ張る動画がきっかけとなりさらに人気が急上昇している。アウトドアレジャーでも大活躍。軽自動車では他に比較できる車が存在しないため、中古車でも値崩れが起こらない(150万~180万円)。

【コンパクト】トヨタ ルーミー XS 
 2020年にタンクと統合し、販売ランキングでも常に上位の人気モデル。人気の秘密は、コンパクトとミニバンの良いところどり。

 取り回しや乗降性のよさに加え、両側スライドドアを装備するなど幅広い使い方にフィットするので、特に女性からの指示を集めている。レンタカーでの需要が高いのも、中古車でも値崩れしづらい理由のひとつ(110万~150万円)。

【SUV】スバル XV 1.6アイサイト
 街乗りはもちろん、本格的なオフロード車に匹敵する最低地上高があり、雪道などの悪路でも問題なく走破できる。

 さらに世界トップクラスの安全性能を誇るアイサイトをはじめ、各種装備の質も高い。北米市場ではクロストレック(Crosstrek)と呼ばれ、海外での人気が高いことも値崩れしづらい理由(200万~250万円)。

キャンプブームで人気急上昇なのは?

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【ミニバン】三菱自動車 デリカD:5 G パワーパッケージ
 両側スライドドアのミニバンで、SUV並みの高い走破性があるモデルは国内ではD:5のみ。

 走破性を重視する海外では以前から高く評価されてきたが、国内でも最近のキャンプブームによって人気上昇中。一度乗ると長く所有するユーザーが多いため中古車市場に出回る台数が少なく、人気が高い(240万~300万円)。

【クーペ】トヨタ 86 GTリミテッド
 トヨタとスバルの共同開発によって誕生したスポーツクーペ。「直感ハンドリングFR」をコンセプトに、「操る楽しさ」を最大限に感じられるように作られている。

 高い走行性能はもちろん、乗り心地も上質。4人乗りなのでファミリーでも使える。現在はスポーツクーペ自体が非常に少なく、一方で根強いファンが多数存在することから、中古車でも価値が崩れることがほとんどない(200万~280万円)。

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