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Zoom同窓会で当時片思いの女性に再会。「遠距離プロポーズ」した結果

コラム

Zoomを使って告白した結果…

 しかも、この同窓会を機に2人はLINEでメッセージのやりとりを重ね、Zoomでもツーショットで話をするようほどに。そこで意を決して、H美さんことを高校時代好きだったと伝えたそうです。すると、彼女も顔を赤らめながら「実は、私も……」と快諾。なんと両想いだったのです

「こんなにうれしかったことはないですよ。後で友達に話したら『みんな気づいていたよ』ってニヤニヤしながら言われましたけどね。その日、Zoomを終えた後、部屋でひとりヨッシャー!!って両腕でガッツポーズを取ってました(笑)」

 彼女が住んでいる場所までは車で2時間ほどかかるため、頻繁に会うことはできませんが月1~2回のペースでお互いの家を行き来しているそうです

「付き合い始めてからは不特定多数の人がいる飲食店、商業施設などの出入りは極力避けてます。それでも気休め程度にしかならないかもしれませんが、彼女に感染させてしまったら申し訳が立たないので。本当は直接会わないのが一番いいんだと思いますけど……」

現在はZoomを活用して疑似デート

オンライン飲み会

 Zoomも相変わらず利用しているそうで、今では彼女も佐々木さんの前ではスッピン顔に上下スウェットなど無防備な姿を披露。同じ映画やテレビ番組を一緒のタイミングで観たり、モニター越しに食事を取るなど離れていても同じ空間に居る気分になれるように過ごし方を工夫しているそうです。

「友達や会社の同僚と話をすると、そういうことをやっている人がいたから軽いノリで試してみたんです。コロナや自粛生活に文句を言ったところでキリがないですし、イライラが募るだけ。だったら仕方ないと受け入れて、今の状況でも少しでも快適に過ごせたほうがいいですから。まあ、彼女がいるからそんな風に余裕ぶっていられるのでしょうけどね」

 実際、コロナ禍でZoomなどのビデオ通話は、恋人たちの間でも人気のコミュニケーションツールになっています。コロナが収束しても休みが合わなかったり、遠距離恋愛中のカップルの間で利用が定着していくかもしれませんね。

<取材・文/トシタカマサ イラスト/野田せいぞ(@nodanosei)>

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中

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