最大の節約法は「結婚」。2人のお金を、モメずに管理するコツ
共通の費用を支払う「支払い口座」、「貯金用口座」を作り、2人で管理をするようにしましょう(実際には2人の名前で口座は作れないので、どちらかの名前の口座になります)。
共働きの場合は、それぞれの収入の割合で「支払い口座」に入金することをおすすめします。住居費、光熱費、保険料など家計に関する支出はすべて「支払い口座」から引き落としさせます。
銀行で「代理人カード」を作れば、夫婦で2枚のキャッシュカードを利用できます。通帳には鉛筆で「食費」など、お金の使い道を記入してもよいですね。
貯金をする口座は、2人の目を光らせられるようにしておきましょう。相手に知られたくない支払いに関しては、自分の口座で管理するようにすればプライベートも守られます。
「電気代」はあなた、「通信費」は私、といった項目別に役割分担を決めるのは得策ではありません。
もっとスマートに管理したい人は
新しい支出が増えたときにどちらが支払うかで揉めますし、自分が支払っている電気代を相手に浪費されたらケンカの元です。不公平感が残らないようにすべての支払いを収入按分で分担することをおすすめします。
「支払い口座」「貯金用口座」「プライベート口座」など複数に増えてしまった銀行や証券口座、クレジットカードの情報を管理するのに優れているのは「マネーフォワード」や「マネーツリー」などの家計管理サービスです。
登録した銀行・証券・クレジットカードの残高が一目で分かり、無料で利用できる(一部有料)のでおすすめですよ。
<TEXT/花輪陽子>
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