「港区家賃3万7千円男」で話題のピン芸人に密着。動画撮影でまさかの表情
コロナ禍による外出自粛やリモートワークの影響で、ますます需要が伸びているYouTube。あらゆるジャンルの動画が毎日大量に配信されるなか、ジワジワ再生回数を伸ばしているのが、ピン芸人・岡田康太さん(30)の人気チャンネル「岡田を追え!!」である。
前回、岡田さんを取材した記事では、同チャンネルが誕生した経緯。YouTubeで共演経験のあるフワちゃんや、3時のヒロイン福田麻貴さんとのエピソードを掘り下げた。
そこで今回は、オリジナリティあふれる料理動画の舞台裏に最接近。人気YouTuberの撮影現場はどうなっているのか。撮影のコツなども含めて、密着取材をさせてもらった。
調理動画の撮影に密着
この日、「bizSPA!フレッシュ」取材班が向かったのは岡田さんのチャンネルで配信され話題となった、あの「港区家賃3万7千円」の岡田邸。撮影が行われたのはとある平日の昼頃だった。
コロナ禍ということもあり、到着した取材スタッフ全員の手を、スプレーで丁寧に消毒する心優しい岡田さん。料理動画の撮影の取材というあまり慣れないオファーということもあってか、少し緊張気味のご様子。今やすっかり、岡田さんの“相方”で、カメラマンでもある佐野(コウ生)さんがスマホを構えると、あうんの呼吸で撮影がスタートした。
冒頭、本日のメニューである「キハダと中トロのまぐろカツ」を紹介。そして今日の意気込みを語った。
「なんと今日はbizSPA!さんが取材に来てくれています。きてますけども! いつもの等身大な感じでお届けできたらと思っております!」
ハプニングが発生
そう言うとスマホのカメラに向かって、(お約束の)格好つけた表情を披露する岡田さん。しかし調理の段取りでまさかの凡ミスが発覚する。
「あ、そや、すんません卵……。ちゃうエッグ忘れてた(笑)」
慌てて生卵をボールに投入。こうしたハプニングが起きても撮り直しはほとんどしない。このガチンコ感も魅力のひとつなのだと実感させられる。また、カメラを回している佐野さんは終始、大きな声で笑っている。まるで昔のコント番組でよく聞いた「録音笑い」のようなのだ。