結婚相手の美形バンドマンが「太ったモラハラ夫」に変わり果てた話
彼氏の実家・北海道に移住するが…
それから約1年の交際期間を経て、ユウトさんはバンド活動をやめて実家の農業を継ぐことになります。ところが思わぬ災難に巻き込まれてしまうのです。
「都内からユウトの地元の北海道へ移住して、一緒に暮らすことになりました。結婚も見据えていて……。でも同棲してからまもなく彼がいきなり逮捕されちゃったんです。
東京で暮らしてる頃、ユウトはバンド活動をしながらアルバイトで生計を立てていたんですけど、そのバイト先がネットを使った詐欺まがいのことをやっていて摘発されて……。ユウトも関わっていたといことで、警視庁の刑事さんがはるばる北海道にまでやってきて彼を捕まえに来ました。
私はユウトがバイトで何をしていたかまでは知らなくて……。北海道で一緒に暮らし始めてからは、詐欺めいたことには手を引いてましたけど、そのまま起訴されて3か月くらい刑務所に入ってました」
「女は家にいろ!!」モラハラがはじまり…
逮捕された時点で別れようとは思わなかったのでしょうかと聞くと、「考えられなかったんですよ、それが。やっぱり好きだったんですよね。証人として一緒に裁判を戦いましたね。そしてほとぼりが冷めた頃、プロポーズされて結婚しました」と、理恵子さん。
でも幸せはそう長くは続くことはありませんでした。
「逮捕までされたのだから、さすがに心を入れ替えて真面目に働いてくれると思ったんですよ。なのに結婚した途端に、『女房なんだから家にいろ』『俺が帰ってくる時間に合わせて絶対に温かいご飯を出せ』『ご飯のおかわりは妻がよそうのが当たり前だ』とか。私に対する注文が多くなったんですよね」