2000円で極楽気分。都心の“天然温泉付き”温浴施設でテレワークに挑戦
新型コロナウイルスによって、在宅勤務など新しい働き方が広がっている。しかし、自宅では集中できないと、カフェやコワーキングスペースで働く人も多い。
都心で温泉リゾート気分を味わえる「荻窪なごみの湯」。株式会社なごみリゾートが運営する同施設は、天然温泉露天風呂をはじめ、食事処や休憩スペースが用意されている。また最近は、テレワークスポットの穴場としても注目を集めているという。そこで、1月某日に現地を訪れてみてテレワークに挑戦してみた。
開店前から10人近くが行列
10時30分の5分前に到着すると、すでに開店待ちをする10人近い行列があった。この日は平日だったため、私のようなテレワーカーだけでなく、地元の若者や高齢者が列を作っていた。
館内に入ると、ドラッグストアやファストフードが立ち並ぶ駅前のにぎやかな通りから雰囲気が一変。落ち着いた、静かな時間が流れている。期待に胸を膨らませつつ、靴箱に自分の靴をしまい、鍵をかけ、受付に向かった。
受付して館内着を受け取る
手を消毒し、非接触の自動検温システムで体温チェック。受付では、スタッフの案内のもと、料金プランを選択。入館料は大人平日1980円、土日祝は2,180円。入館料には、入浴セット(フェイス・バスタオル、館内着)ほか、ひげそりなどの各種アメニティも自由に使える。
温泉浴場としてはやや高級だが、1日くつろげる温泉付きのアミューズメント施設として考えればかなりお得だ。また、早朝(5時~8時30分)なら1,270円のお得プランも選べる(逆に深夜1時以降は追加料金+1,380円が加算される)。
料金は後払いとなるので、とりあえずタオルや館内着を受け取り、まずは地下1階にあるレストルームへと向かった。