LINEグループで転売自慢をしてくる友人「一緒にやらないか」で嫌われるまで
「友達やめます」宣言をされてしまう
Hさんが転売自慢をして以降、それまで毎日のように発言があったLINEグループの会話が数日間、止まってしまったのです。そして、その沈黙を破ったのはHさんでした。しかも話題はまたしても転売についてだったのです。
「前回と同じですよ。何をどのくらい売ったとか、自慢みたいな話でした。それでついにある1人が『転売するような人とこれ以上付き合えない』と、友達をやめる宣言をしたんです。しかもそれに続いて僕以外の4人も友達をやめると言い出して、僕は戸惑ってしばらく何も発言できませんでした」
5人の友人のうち4人から友達をやめる宣言をされてしまったHさん。そんな中、何も発言しない津田さんに、Hさんは個別でLINEを送ってきたのです。
「一緒に転売しないか」の誘い
「LINE開くまでは反省とか言い訳を送ってきたんだと思ったんです。でもそうじゃなくて、僕がグループで何も発言しないのは味方だからとでも思ったのか、転売を一緒にやらないかってお誘いだったんですよね。流石にこれはないなと思いました」
グループで4人が友達をやめると言い出してから、津田さんは少し考え、普通に友達としてはHさんのことを好きだったので、転売の話さえしなければ付き合いを続けてもいいと思っていました。しかし、その気持ちは吹き飛んでいったのです。
「もちろんすぐに断って、これ以上、友達として付き合うことができない旨も伝えました。その後、他のメンバーがHくんをグループから外して、今でも残った5人で以前と同じようにやり取りは続けています」
今でもHさんは転売を続けているようで、たまに津田さんに飲みのお誘いがくるとのこと。津田さんはそんな連絡に対し、転売をやめなければ会わないと伝えているそうです。そして、早くそこに気づいて欲しいと津田さんは話していました。
<TEXT/つる>