iPhone12 Proのカメラで新機能。既存の加工アプリとは段違いの仕上がりに
2020年末のiOS 14.3のアップデートによって、iPhone12 Pro/Pro MAXで利用可能になった写真フォーマット「Apple ProRAW」。
これは、iPhoneの標準カメラでRAW撮影が可能になる機能。RAWとは、明るさなどが未加工の状態の画像データのこと。写真の明るさや色味を後から調整しやすい点がメリットだ。
iPhoneで撮影した写真を細部までこだわった「映える」仕上がりにしたいときに活用できる。
最新OSへのアップデートが必須
ProRAWを使うにはまず、iOSをiOS 14.3にアップデートする必要がある。その後、「設定」から「カメラ」→「フォーマット」を開き、「Apple ProRAW」をオンすればよい。
この状態でカメラアプリを起動すると、画面右上に「RAW」のアイコンが表示される。初期状態ではアイコンに斜線が入ったオフ状態になっているので、RAW撮影を行う場合はタップしてオンにしよう。通常の撮影に加えて、ナイトモードを使った撮影時にもProRAWの利用が可能だ。