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謝礼で年60万円も。意外と実入りの良い「自治体の会議」掛け持ち副業

コラム

 収まるどころか拡大の一途を辿るコロナ禍により、生活不安はますます加速、おまけに冬のボーナスは減り、明日への希望が持てぬままに迎えた年明け……。だがそんななか、月5万円でも利益を出す、まだまだ稼げる副収入を徹底調査!

副収入

倉橋さんは「民間の委員は40代以上の現役世代や退職者が多いので、若すぎると厳しいかもしれません」とも言う

謝礼で年間45万~60万円

 商社に勤務しながら「自治体の議会参加」で副収入を得ているという倉橋正俊さん(仮名・49歳)。現在は外部評価委員会、図書館の運営協議会など5つの委員を兼務し、年間約45万~60万円の謝礼を受け取っている。

「新聞の折り込み広告に区議会関連のチラシが入っているので、そこの公募欄を見て応募しました」

 履歴書は不要で、求められるのは800字ほどの作文と面接のみ。採用率は7~8割だという

「あらかじめ年間スケジュールが決まっているのも利点です。平日の9~17時の間が多いので、半休や有休を上手に活用しています」

真面目に取り組むことが絶対条件

 任期は2年。月に一度、2時間程度の会議に出席し「それなりの意見を述べるだけ」で1万円もらえるという。地域居住者であれば学歴も職歴も不問という何とも楽チンな副業だが、ポイントは提出する「作文」の内容だ。

「私も地域のためにしてきた体験を交えて書きます。『ダイバーシティ』など流行の横文字も入れると採用率が高いような気がしますね

 応募は地元自治体のHPで確認。もちろん、区や市の施策に対して真面目に取り組むことが絶対条件だが、地域愛を生かせる委員会を探せれば、確実な収入源になりそうだ。

副収入

議会で少し発言するだけでお金がもらえるが、自治体の規模によって議会の数や採用率が異なり再現度は要検討

<取材・文/週刊SPA!編集部>

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