「出前館」で時給5000円をめざす!副業で稼げるフードデリバリーTOP3
収まるどころか拡大の一途を辿るコロナ禍により、生活不安はますます加速……。だがそんななか、月5万円でも利益を出す、まだまだ稼げる副収入を徹底調査した。
稼げるデリバリー副業を比較してみた
デリバリー系は2020年、最も躍進した副業のひとつだ。ウーバーイーツをはじめ7社が台頭中だが、最も稼げるのはどこか? 配達員向けの情報サイトを運営する「ASAKUSA’S」の井手庸介氏はこう話す。
「報酬体系と額は各社とも大差ないので、キャンペーンなどの需要増大時に出勤するインセンティブ制度を利用するなどの工夫で差が出ます。まず1社登録して、そこから複数社登録することをおすすめします」
各社ともにピック(受け取り)、ドロップ(受け渡し)、距離報酬の合算と、そこに雨の日やピーク時など条件に応じたボーナス付与が基本となる(出前館は一件あたりの計算)。
ウーバーは報酬から手数料10%が引かれるがエリアが広く注文数も多い。「menu」は長く続けるとランクボーナスとして報酬が最大1.4倍以上に。「Chompy」は特定の時間に予約を入れれば時給保証がつくなど特徴があるなか、いま井手氏が推すのは「出前館」だ。
「出前館」を推す理由は?
「出前館は自分で配達ルートを組むことができるうえ、距離は関係ない固定報酬でピーク時は一件あたり1000円を超すことも。やり方と需要次第で1時間に5軒配達して時給5000円も達成可能です」(井手氏)
また、サポートの充実度も選ぶときのポイントだ。
「サポートセンターはなしのつぶてが常ですがwoltはレスが速く、トラブル発生時には安心。2020年12月に日本進出した韓国の『FOODNEKO』は社員が常駐するサポートセンターが設置され、相談体制が敷かれている。Chompyも配達員がSlackで意見を会社に直接伝えることができます」
報酬と求める条件を見極めて選ぶのがポイントだ。
<おすすめデリバリー副業TOP3>
▼ 出前館:距離は関係なく一件あたりの報酬。ピーク時のインセンティブ、配送ルートと需要次第で高報酬が可能。
▼ menu:一件265円+距離報酬(合計㎞×合計㎞×20円)。報酬が距離に比例し、各種ボーナス付与でさらにUP。
▼ ウーバーイーツ:ピック時の距離報酬が出ないのが難点ではあるが、注文数と稼働エリアの豊富さはピカ一。
<取材・文/週刊SPA!編集部>
【ASAKUSA’S】
「デリバリー配達員によるデリバリー配達員のためのブログ」を運営