“間借りカレー”副業で月4万円。コロナ禍でも稼ぐためのポイントを成功者に聞く
収まるどころか拡大の一途を辿るコロナ禍により、生活不安はますます加速、おまけに冬のボーナスは減り、明日への希望が持てぬままに迎えた年明け……。だがそんななか、月5万円でも利益を出す、まだまだ稼げる副収入を徹底調査!
コロナ禍でも人気の間借りカレーで一回3万円強
近年、ブームの副業となっている「間借りカレー」はコロナ禍でも各地で盛況ぶりを見せている。店舗を借りることで出店費用を抑えられ、休日に手軽に始められるのが人気の理由だ。
2019年から間借りカレーを始めた津曲祐輝さん(33歳)は、「カレーはみんなが好きなので集客しやすいと思ったのがきっかけです」と語る。
彼が作る欧風カレーは高級ホテルなどが使用している業務用ルウに自分なりの味を加えているため、ルウをイチから作るより随分手間は省ける。さらに、食材費と労力を極力削減するため、業務用スーパーであらかじめカットされた安めの野菜や肉を購入している。
「間借りカレーは一回勝負なので、食材を余らせないことがポイント。そのために開催前に参加人数をFIXさせています」
稼ぐためのポイントは集客
レンタルスペースのプラットフォームサイトに載っている店を利用し、開催頻度は月に1回。場所は集客のしやすい繁華街が多い。稼ぐためのポイントは集客だ。
「毎回1か月前にSNS上で予告し、当日まで4、5回にわたって繰り返し告知しています」
2019年9月の土日に出店した際は、SNSの宣伝と口コミで集めたおよそ90人にドリンク、サラダ付きで一食1500円で販売し、8時間で12万~13万円を売り上げた。原価は300円だが、場所代、食材費などの経費を差し引くと津曲さんが手にした利益は3万~4万円。やや少ないように見えるが、一日アルバイトをするよりは割が良いといえる。
「実際にカレーを通じて知り合った人と本業でコラボするようになるなど、別途の利益に繫がっているので、今後も続けるつもりです」
<取材・文/週刊SPA!編集部>