やる気が出なくても目標に近づく、ノートの使い方
先延ばしを撃退するためのポイント
目標を立てただけで満足してしまう人は、「やるべきこと」だけで1日を終えないこと。「やりたいこと」を1日1つ、たった1分でもいいから実行するクセをつけると、夢や希望を実現する1年にすることができます。
かつての私もそうでしたが、先延ばし常習犯にとっては、「明日」は魔法の日です。明日になれば、何か奇跡のようなことが起こって、素晴しい気分で目覚め、やる気に充ち満ちた状態で一日がスタートできるはずと期待していませんか。
なかには「明日から頑張るために、今日は思いっきりはめをはずそう」と考える方もいます。でも、今日自分を甘やかして、ネットサーフィンしたり、飲みまくったり、オンラインゲームに没頭したり、夜更かししまくったりしたからといって、明日やる気に充ち満ちることは、残念ながらほとんどありません。
すぐやる人にとっては、「今日」が魔法の日です。今日、「今の自分」ができることを着実に実行するのです。
今の自分の現状で精一杯の一歩を
疲れているし、眠いかもしれません。忙しすぎて、時間がないかもしれません。体調がイマイチかもしれません。家族の機嫌が悪いかもしれないし、やる気がでないかもしれません。でも、最高の条件でなくとも、今の自分の現状で、今できる精一杯の一歩を踏み出すのです。
必ずしも、最高のコンディションでなくても、あくびをしながらでも、 眠い目をこすりながらでもいいのです。きっと、未来のあなたが、今日のあなたの一歩を心待ちにして、あなたの思いのこもったチャレンジを楽しみにしています。
もっと大切なのは、今日何をするのかということ。1日1日を小さなチャレンジと充実感で満たしていきましょう。あなたにとって、2021年が最高の1年となることを心から願い応援しています。
<TEXT/株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役 大平信孝>