ウイルス感染や口臭につながる「口の乾燥」。冬の口腔ケアで防ごう
保湿のやりすぎは肌荒れの原因に?
マスクが原因で、肌荒れに悩む人が急増しています。肌荒れ対策の基本は「保湿」です。しかし、保湿のやりすぎが原因で、かえって肌荒れになることがあります。
保湿目的に使用するのが、化粧水です。「たっぷりつけて肌を潤そう!」と思い、化粧水を付けすぎると、保湿どころか逆効果となります。肌が吸収できる化粧水量は決まっていて、それ以上の化粧水を付けても、肌の表面に水分が残ってしまうからです。
表面に残った水分は肌をふやかして、皮膚のバリア機能を低下させます。そして蒸発するときに、肌の中の水分まで一緒に奪ってしまいます。そうやって水分がなくなり乾いた肌は、荒れてしまうのです。
また化粧水が多すぎると、濡れた肌の表面で毛穴が開いたままの状態になってしまうため、キメの粗さが目立ち、そこから汚れや雑菌が入り込みやすくなります。
あのクリームが肌荒れに効果抜群
対策として前回の記事「マスクつけすぎで肌荒れ、細菌が繁殖…肌トラブルの対策」でもプラセンタ配合の化粧水の使用をおすすめしましたが、化粧水の後に美容液を付けると、さらに効果はアップします。
でも美容液は高価なものが多く、ちょっと手が出しにくいです。そこでご紹介したいのが、1911年にドイツで開発され、世界中で100年以上愛用されている「ニベア」です。
日本でもおなじみのリーズナブルなニベアですが、実は肌を保護する作用はとても質が高いのです。主な成分は、あるアメリカの高級化粧品ブランドの1個数万円もする商品とほぼ同じ。
メンズ用のスキンケア用品などもあるので、チェックしてみてはいかがでしょうか
<TEXT/幸町歯科口腔外科医院 宮本日出>