隣の芝生は青く見えるとよく言いますが、他人のものをなんでも羨ましく感じてしまう人って意外といるものです。

※イメージです

　今回は、そんな、他人のものにばかり興味を持ってしまう女性にドン引きしてしまった男性のエピソードをご紹介します。

中途入社の後輩社員

　都内の某食品会社にて企画部に所属している福本明義さん（仮名・28歳）。福本さんには付き合って3年になる彼女もいて、仕事もプライベートも充実した毎日を送っていたのでした。そんなある日、福本さんの部署に中途採用の女性社員が配属されてきたのです。

「Rさんという25歳の女性で、業種は別ですが、前職でも企画系の仕事をしていたらしく、期待の新人として配属されてきました。とても愛想が良く、初対面の印象が良かったので、すんなり部署に溶け込んでいました」

　福本さんは仕事を教えることも多く、Rさんに「何かあったときのために」とお願いされ、LINE交換をしていました。しかし、仕事のできる彼女が困ることはないようで、交換してしばらくは、LINEのやりとりはなかったといいます。

なぜ？ いきなり増えたLINE

　Rさんが入社してきてから2か月ほど経つと、仕事も覚えてくれて、福本さんもそこまで頻繁に仕事を教えることが少なくなってきました。しかし、ある時から突然、今までほとんどやり取りをしていなかったLINEがRさんから頻繁に送られてくるようになったのです。

「たしか、部署の数名でランチをした日からだったと思います。その日は一緒にランチしていた他の女性社員から、Rさんとの仲を聞かれたんですよね。その時、彼女がいることを初めてRさんに話したんですが、それが例のLINEのきっかけだったのかもしれません」

　福本さんに彼女がいることを知ったことが関係しているのか、Rさんはその日から毎日のようにLINEをしてきました。そのほとんどがプライベートな内容で、福本さんはかなり、困惑してしまったそう。