住みたい街No.1の“意外な郊外都市”、お部屋をオンライン内見してみた
13ランク上昇で注目が集まる「平塚」
今回、27位にランクインした平塚も今後注目を集めることが予想されます。平塚の特色として、どんな点が挙げられるのでしょか。
「多少、時間がかかるものの、電車を乗り換えずに都心方面にいくことができます。郊外のターミナル駅で駅勢圏が比較的広く、生活利便性がある程度担保できますよね。毎年7月の七夕祭りのような風物詩があること、大磯のビーチや江ノ島方面など海沿いの自然環境に近いことも挙げられます。本厚木同様、都内と比較して安い家賃で広い部屋や、部屋数も確保できるのでテレワーク(在宅勤務)にも適した物件も選びやすいのではないでしょうか」
コロナ禍によって、テレワークの需要が高まり、部屋の数や広さを重視した要望も増えているそうです。こうした働き方の変化も郊外エリアの人気を後押ししてそうです。
オンライン内見サービスの需要が広がる
また、一部の不動産ポータルサイトでは、気になる物件に実際に足を運ばずとも、ネットを介して内見できるオンライン内見が広がりつつあります。
今回は試しにLIFULL HOME’Sのオンライン内見サービスで本厚木と平塚の物件を見ながら、オンライン内見とは実際どんなものなのか、解説していきます。まず専用のアプリケーションをPCもしくはスマホにダウンロード。まずは、本厚木の物件から。
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物件名:リヴィエールK702号室
間取り:1K
家賃:75,000円
駅徒歩:小田急小田原線 本厚木駅 徒歩5分
築年数:3年(2017年5月)
(2020年10月9日時点/提供:株式会社ハウスメイトショップ厚木店)
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家賃はちょっと割高に感じるかもしれませんが、築浅で7階、駅徒歩5分という条件は嬉しいですね。さっそくアプリを起動すると、画面越しの担当者とビデオ通話でつながります。
事前に部屋のコンセントの位置や収納庫の大きさなど隅々まで確認することができ、家電を置くスペースの採寸を代わりにやってもらうこともできました。
要望があれば、駅から物件までの距離をリアルタイムで疑似体験することも。画面越しですが、担当者の姿が見えることで、部屋のサイズ感や実際に生活したときのイメージが掴みやすかったです。