ハワイに似てる!千葉・勝浦に移住してサーファー家族が叶えた夢
コロナ禍で住まいや暮らしの課題が浮き彫りになり、“移住”がホットワードになる昨今。「LIFULL HOME’S」が発表した「コロナ禍での問合せ増加率ランキング」の首都圏版では、1位に八街(八街市)、2位に姉ケ崎(市原市)、3位に大網(大網白里市)と、千葉県の駅が上位を独占した。そんな注目度ナンバーワンの千葉移住の魅力に迫る!
幼少期から憧れた里帰りの夢
大田区出身の齋藤祐之介さん(35歳)は、子供の頃から田舎暮らしに憧れを抱いていたという。
「両親も東京出身なので、夏休みなどに帰省先のある友人を羨ましく思っていました。20代でサーフィンを始め、できれば海の近くに住みたいと思いながらも、具体的に移住を検討し始めたのはこの1~2年のことです。8年前に勝浦に移住した先輩に背中を押してもらい、コロナの給付金を資金に、8月に家族で勝浦に移住しました」
ハワイにも似た勝浦でサーフィン生活
かつては建築関係の営業マンとして働きながら湘南や九十九里に通っていたというが、勝浦を選んだ理由は?
「千葉でサーフィンといえば一宮が有名ですが、人気があるので家賃も高く、想像以上に移住者が多かった。せっかく田舎で子育てをするなら移住者の少ないところのほうが面白そうだなと思ったのと、実は勝浦も『日本のマリブ(カリフォルニアの有名ポイント)』と呼ばれるほどのサーフスポットなんです。
海の色がびっくりするほど綺麗で、ローカルの人しかいない雰囲気はハワイのノースショアに似ています。実際、この辺りにはハワイから移住してきた人も多いんですよ」
とことんローカル志向でサーフィンを満喫する日々。心まで健康になりそうだ。
<取材・文/週刊SPA!編集部>